産後の妻が激痩せしたのは多分「過度のストレス」が原因。
なぜなら、私自身もストレスで産後ガリガリに痩せた経験があるからです。
本記事では…
・産後に妻が痩せた原因
・旦那さんに実践して欲しい対処法
を紹介していきますね。
妻が産後痩せすぎで心配!その原因と対処法とは?
私は産後、身長158cmに対して38kgまで落ちました。
産後ガリガリになった経験談はこちらの記事 産後ガリガリに痩せる原因はワンオペ育児!約2年かかった私の経験談でも話していますが。
自分自身がどんどん痩せていくことに気付いてはいるものの、赤ちゃんを育てながら改善をするのはとても難しいというのが現実です。
原因は、過度なストレスであることに間違いはありませんが。
母乳育児から睡眠不足、24時間付きっきりの育児ストレスは尋常ではありません。
産後は、周りのサポートとケアが必要不可欠と身をもって経験したので、旦那さんには出来る限りのことをして欲しいと本記事では伝えます。
そしてもう一つ、痩せやすい人の特徴として性格も大きく関わっているという事。
あなたの奥さんは、真面目で責任感が強い方ではないでしょうか。
何に対しても「適当」にはできない性格で、産後にも関わらず家事を今まで通りやっていたら要注意。
周りに頼れず頑張ってしまう方は、一人で抱え込みやすいので、産後うつになりやすい傾向があります。
私も今振り返って思うと、ワンオペ育児という事もあり、一人で抱え込み頑張り過ぎていました。
変に責任感が強いので「母親として頑張らないと」…と、知らぬ間に自分を追い込んで限界を超えてしまうタイプ。
恐らく、あなたの奥さんも一人で頑張り過ぎているのだと思います。
ガリガリに痩せてしまうと、体力と気力がなくなっていくので本人が一番辛いはず。
もし、奥さんからの「辛い」「助けて」といったサインがなくても、旦那さんから働きかけてあげてくださいね。
旦那さんに実践して欲しい対処法
パパにできる赤ちゃんのお世話は、大してないと思ってはいませんか?
「結局ママがいなきゃ無理だから自分には役目がない」
いえいえ、そんなことはありませんよ。
確かに、赤ちゃんが小さい時ほどパパよりママの役割の方が多いです。
特に奥さんが母乳育児をしている場合は、育児がママ任せになってしまうでしょう。
だからと言って、出来ない事がないわけではありません。
パパさんに出来ることはただ一つ。
ママが一人でゆっくり出来る時間を確保してあげること。
これに尽きます。
特にワンオペ育児をしていると、何もかもが思う通りにできません。
例えば…
・温かいご飯を食べることができない
・ゆっくりお風呂に入れない
・トイレ中も泣かれて常に急ぎ足
・夜中に何回も起きて授乳
・ホッとしたのも束の間で夕食の支度
おむつ替えと母乳だけで一日があっという間に終わってしまうほど、想像以上に慌ただしいのが産後です。
そんな時にパパさんが「僕が見てるから、温かいうちにご飯たべて」と言ってくれるだけで心が軽くなって救われるものなんですよ。
してくれていることをあたり前と思わず、相手を労わり感謝する気持ちが大切です。
栄養あるご飯を食べさせてあげよう
産後は栄養バランスを考える余裕などなく、ご飯を作るのも一苦労です。
「専属の料理人が欲しい」と私はよく思っていたくらい、産後のご飯作りは億劫で仕方ありませんでした。
それもそのはず、心と体に余裕のない中でご飯を作るのは結構しんどいものです。
なぜなら、買い物 → 献立を考える → 下ごしらえ → 調理 → 盛り付け → 後片付け があるから。
「ご飯作るなら寝させて」というのが本音で、そのくらい産後は睡眠不足。
人に作ってばかりではなく、ママだって「人の手料理が食べたい」という気持ちは切実です。
旦那さんがお休みの日に一食だけでもご飯作りをしてくれたら、本当に助かりますよ。
私の夫は、休日の朝ごはんを担当してくれていますが本当に助かっています。
人の手料理が食べられるって幸せよ…
自分で「栄養のあるご飯を食べないと」と分かってはいるものの、育児で自分のことは後回し。
ゆっくり食べる余裕と時間がないので、自分の食べる物は適当になっていき、栄養が不十分な事も痩せてしまう原因の一つ。
奥さんが母乳育児をしているなら尚更、栄養のあるご飯を食べることが健康を保つのに一番です。
手の凝った料理を作る必要はなく、簡単に出来るものでOK。
休日に旦那さんがご飯作りをしてみるのはいかがでしょうか。
下記の記事で詳しく紹介しておりますので、参考にしてみてくださいね。
子育ては周りの人と支え合いながら
子育てはたくさんの人と支え合い、周りと協力し合うことが大切。
なるべく休日は、旦那さんが育児と家事を積極的に行うことも大事ですが、お仕事で出来ない日や疲れている時もあると思います。
そんな時に利用して欲しいのが一時保育。
私の場合、過度の睡眠不足と育児ストレスが原因で痩せてしまい、PMDD*という病気の再発をきっかけに一時保育の利用を始めました。
(*PMDDは月経前不快気分障害と言い、生理1~2週間前になると気分が不安定になります。悪化したり良くなったりを繰り返す疾患。うつ病の一種。)
私は復帰する前、生後半年~保育園入園まで週2日ほど預けていました!
一時保育を利用してからは、睡眠が取れるようになり徐々に心と体が回復。
今まで一人で頑張ってきたところもあり「誰かに預けられる安心感」にホッとして、心が救われたことを覚えています。
痩せすぎは間違いなくストレスが原因なので、一時保育を利用するよう奥さんに提案してみましょう。
まずは、お住いの役所や子育て支援センターに相談してみるのがおすすめです。
職員の方は親身になって相談に乗ってくれますし、育児のことから心身の不調まで気遣ってくれるので相談しに行くだけでも心が軽くなりますよ。
一人で抱え込んでいても良いことはありません。
私の場合、ありがたいことに一時保育を利用してから少しずつ体調が良くなり、無事に仕事復帰できるまでに回復しました。
一人で頑張り過ぎずに「もっと早く頼れば良かった」と思うくらい、一時保育を利用して本当に良かったです。
妻がゆっくり出来る時間を作る
旦那さんがお仕事の日は、ほとんど奥さんが育児家事をしている家庭が多いと思います。
「休日くらいゆっくりしたい」という、あなたの気持ちも本当によく分かります。
けれど、この産後の大変さは長く続くことではありません。
必ず終わりはくるので、この時期だけは「出来る限り旦那さんが協力して欲しい」というのが筆者からの願い。
「夫婦二人で育児をしている」ということが、奥さんへ少しでも伝わるよう行動しましょう。
例えば…
・家事が苦手 → 赤ちゃんのお世話をする
・赤ちゃんのお世話が苦手 → 家事をする
家事に終わりはないので、ゴミ出し、片付け、洗濯、風呂掃除、買い出しなど、パパさんにも出来ることは沢山あります。
何をしたらいいのか分からない場合は「何か出来ることはある?」と聞いてみる。
それだけでも奥さんは、気遣ってくれていると感じて嬉しいものですよ。
赤ちゃんによって育てやすさは変わりますし、普通の日常が送れないくらい大変な場合もあるので、日頃から奥さんを気遣ってあげてください。
そして、1時間でも良いので一人の時間を作ってあげることが大切。
自分から赤ちゃんを置いて「休みたい」「どこか一人で出掛けたい」と、言いづらい面が母親にはどうしてもあります。
そのため、旦那さんの方から「赤ちゃん見てるからどこかリフレッシュしてきなよ」と声を掛けてあげると良いですよ。
まとめ
産後の痩せすぎは本人が一番辛いので、奥さんを気遣い労わってあげてください。
「一時保育を利用する」など、地域の子育て支援を上手く活用していくことも大切です。
周りの人と支え合いながら夫婦で乗り越えていきましょう。