妊娠出産

産後は孤独なワケと辛い時の解消法!

こぱりまま

産後の孤独感でいっぱいで、子育てを楽しめていないのではないでしょうか。

私も産後は辛いことが多かったので、その気持ちはよく分かります。

自身の経験を元に、孤独感が辛い時の解消法を紹介していきますね。

産後は孤独なワケと辛い時の解消法!

長いようで短かった妊娠期間を経て、無事に赤ちゃんが誕生してくれたことに感動した日もそう遠くないはず。

なのに、なんでだろう…。

こんなに孤独感でいっぱいなのは。

私も産後の孤独感が辛くて不安で急に涙が出たり、心から子育てを楽しめなかった時期がありました。

今振り返って思うと、意思疎通ができない赤ちゃんと一対一の育児が不安で、たまらなかったんだと思います。

当時は社会から切り離されたような、孤独感で先の見えない長いマラソンのように感じていましたね。

産後は想像以上に大変で、子どもを育てながら自分が生きていく事で精一杯だったことを覚えています。

産後はなぜ孤独で辛いのか

産後は体が十分に休まらない状態で、慣れない育児が24時間休みなく始まります。

自分の時間もない上に、睡眠不足になるのでマイナス思考になりやすいのが原因の一つ。

誰でも、体が弱っている時はネガティブになりやすいですよね。

それと同じで産後は、ホルモンバランスの乱れが心に大きく影響するためナーバスになります。

孤独を感じる理由は人によって様々ですが、私の場合は夫の理解が得られず、ワンオペ育児で共感者や頼れる人が周りにいなかったことが原因でした。

孤独から抜け出すための解消法3つ

本来、子育ては一人ですることではなく、家族や周りの人と協力し合いながらするもの。

しかし今は、核家族化や地域との関わりが薄いため、ワンオペ育児が増加しています。

この環境下で、孤独と戦いながらも我が子を守るために、一生懸命子育てをしているのは本当にすごい事なんですよ。

なので、自分自身を誇りに思ってくださいね。

産後は心と体を労わることが大事な時期ですが、子ども第一で自分のケアは後回しになっていると思います。

周りを優先していくうちに、自分の本心に気付かないことも。

あなたの中で孤独の原因を知って受け入れ、解消していくことから始めていきましょう。

夫婦関係は焦らず、少しずつ歩み寄る

産後に夫婦のすれ違いや喧嘩が増えたなどは、どんなに仲の良い夫婦でもあります。

私たち夫婦も経験しましたし、離婚危機まで発展したこともありました。

最近は、産後クライシス*という言葉で表現されるようになりましたが、私たち夫婦はまさにそれでしたね。

(*産後クライシスとは:出産後から2~3年ほどの間に夫婦仲が悪化する現象)

子どもが3歳になるまでの離婚率が高いのも、この産後クライシスが原因と言われています。

この時期に夫婦関係がこじれると修復が難しくなるので、分かり合えない時にはお互い距離を置いて頭を冷やす時間を取ることが大切ですよ。

裏を返せばこの辛い時期を、お互いが支え合い乗り越えていくことで、夫婦の絆が深まっていくと私自身感じました。

産後は夫婦関係がどうなることやらと思いましたが、子どもが3歳になった今現在では本来の良好な関係に戻ることが出来ています。

この時期は、お互い分かり合えない事が多くて辛いですが、何事も焦らず一つ一つ解決していくことで夫婦の仲が深まっていくことでしょう。

夫婦で支え合っていくために大切なことは、相手に自分の素直な気持ちを伝えることです。

産後で心身に変化があり辛いことや、今まで通りの接し方ができないこと、イライラしやすいこと、ワンオペで辛いなど、気持ちをしっかり夫に伝えること。

これが一番大切です。

なぜなら男性は言わないと分からないし、女性が思っている以上に鈍感で本当に何も気にしていません。

うちの夫がまさに「言ってくれれば良かったのに」的な人でした。

女性からしてみたら、言う前に見てれば分かるよね?という事も男性は気付けません。

最初はそれにめちゃくちゃ腹が立っていた私でしたが、言えば分かるんだと気付き、そこからは自分の気持ちをストレートに伝えるようにしています。

そうすることで相手にイライラすることが少なり、強く言ってしまう事もなくなりましたよ。

今振り返ると察してもらうのを待つのではなく、自分から指示を出して「○○してくれたら助かる」と具体的に伝えるのが良いと学びました。

産後の妻への接し方が分からず困っている夫も多くいるので、こちらから働きかける方が上手くいくでしょう。

また、子育ては夫の協力が必要だと言うことを、相手に理解してもらうことが大切です。

パパにしかできない役割があると教えてあげれば、夫の自信にも繋がりプラスに働きますよ。

こぱりまま

まとめると…

・自分の気持ちを素直に伝える

・夫に察してもらうのを待つより、具体的に指示を出す

・何事も自分でしようとせず、夫を頼る

お互いに歩み寄ることが難しく、傷つけ合う喧嘩になってしまう場合は、頭を冷やして冷静になれる時間と距離を取ることが大切です。

人と関わろうと心がける

子どもが生まれる前は、意識をしなくても沢山の人と話したり関わる機会がありました。

しかし産後は、ビックリするほど大人と話すことがなくなります。

特にワンオペ育児だと、一日が赤ちゃんのお世話で終わってしまい、話すのは夫だけなんてことが私にはありました。

話してストレス発散したいけれど、友人は仕事で誰とも話せず。

家に赤ちゃんと二人きりで過ごす時間は、とても長く感じました。

社会から切り離されたような、自分だけ孤島にいるような感覚でしたね。

家にこもりがちになるとネガティブ思考になりやすいので、出来るだけ外に出るようにして人と関わろうと心がけることが大切ですよ。

例えば…

・外に出て近所を散歩してみる

・公園や児童館に行き、ママさんとコミュニケーションを取る

コロナの影響で人と会うことが難しくなりましたが、オンラインを通じて人と話すだけでもだいぶ気持ちが楽になるのでおすすめ。

先のことに目を向けてみる

産後は先のことを考える余裕などなく、視野が狭くなります。

今を精一杯頑張っているため、あたり前と言えばそうかもしれません。

しかし、先に目を向けられていない中での子育ては辛くないでしょうか。

私は当時「早く大きくなって欲しい」と思うくらい、視野が狭くなっていました。

そんなことを思わなくても、あっという間に1歳、2歳となるのに。

子どもが現在3歳になった今なら分かるんです。

あの時の一瞬一瞬をどうしてもっと、大切に過ごせなかったんだろう…と。

子育てが大変な時ほど、大切な瞬間を見逃しているのはこの事で、もっと心から楽しめたら良かったのにと後悔しています。

大変な時期は長く感じますが、過ぎ去ってしまうと本当にあっという間でした。

0歳の我が子を抱っこしたいと思っても、もう叶わないのです。

赤ちゃんと意思疎通が取れず辛い時も、先のことに目を向けるだけで心がスッと楽になりますよ。

寝っ転がっていた子が「キャッキャ」言いながら、ママの方へ走ってきて「ママ大好き!」と言ってくれる日がくるんです。

今は大変な時期ですが、止まない雨はありません。

時間が解決してくれると信じて一つ一つ、乗り越えていきましょう。

まとめ

産後の孤独は経験者にしか分からないため、孤独を感じやすいです。

孤独の原因を知り、自分の本心に寄り添っていきましょう。

何でも自分で背負い過ぎず、夫や周りの人に頼っていくことが大切ですよ。

ABOUT ME
こぱりまま
4歳の娘を持つ、超マイペースなアラサーママ。 Twitter@koparimamaもしておりますので、気軽にフォローや記事の感想をお寄せくださいね。